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1169話

「刚哥、一緒に食べよう。あなたと姉さんのことは知ってるわ。あの時、地下倉庫でふたりともなかなか上がってこなかったから、ただの関係じゃないって分かってた。それに今、姉さんが誰のことも眼中に入れてない様子を見れば、姉さんがあなたを好きなのは明らかよ」

王発発のこの言葉を聞いて、趙東と王麗はふたりとも少し照れくさそうな表情を浮かべた。

「へへ、発発、お前そんな前から知ってたのか。でもはっきり言っておくぞ、俺と麗姉さんはまったく潔白な関係だからな」

「刚哥、もうその話はいいよ。今日は感謝したいだけで、姉さんとの恋バナを聞きたいわけじゃないから」

王発発にそう言われ、趙東もこれ以上話を続けるのは...