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1080話

「小東、このことについてはちょっと考えさせてくれないか?明日返事するってどう?」

「玲姉さん、嘘なんかついてませんよ。そのうち、俺たちの棒子村は絶対に一等地になりますから。今のうちに店を出しておけば、俺もあなたに会いやすくなるし。信じられないなら、俺が自分で始めますよ」

趙東のその言葉に、袁香玲は思わず息を呑んだ。

特に趙東が二人が会いやすくなると言った時、彼女の胸がふと熱くなった。

「わかったわ。あなたが始めるなら、私が投資するわ。私も株主として参加するっていうのはどう?」

「やめてくださいよ、玲姉さん。俺には料理の腕もないし、許可証も持ってないんです。そう簡単に店なんて開けません...