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835話

「どこが辛いの?ここかな?」

阿宾はニヤリと笑いながら、わざと彼女の敏感な部分を押し付けた。

なんて横暴なんだ!服越しとはいえ、苍井石子の敏感な部分をこのように押し付けられては、どうして耐えられるだろうか。すぐに彼女は自分の身体が制御を失い、彼に開発されることを望み始めていることに気づいた。ただ、長年にわたる男性への拒絶感が、この尊厳を手放すことを許さなかった。この固執を諦めたいと思いながらも、内心ではとても悔しく感じていた。

「お願い、もう突かないで、耐えられないわ」

苍井石子は艶かしい声で息を切らしながら言った。

赤らんだ彼女の可愛らしい顔と、求めるような潤んだ瞳を見つめながら、阿宾...