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820話

墩子は拳を握って笑いながら言った。

「兄弟、気にするなよ、座ってくれ!この地元の裏社会のことを聞きたいんだ。お前は毎日ここで過ごしてるから、詳しいだろ」

「問題ないっすよ、大将!何でも聞いてください!」

墩子は笑いながら答えた。

阿宾も彼に隠し事はしなかった。同じ仲間だからと、午後に龍哥親子を言いくるめた経緯を話すと、墩子は何度も親指を立てながら飛び上がった。「大将、マジでスゲェっす!言ったでしょ、絶対龍仙儿を落とせるって。あんな生意気なギャルは、大将みたいな英雄じゃないと手なづけられませんよ。

でも、まさか龍哥があんなに簡単に大将に従うとは思いませんでした」

「墩子、本当に龍五が大将に従うと...