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516話

「大丈夫よ、ジェシカは自分の部屋にいるわ。九時前には絶対起きないから。外にいれば、あの子がママと阿宾おじさんが一緒にいるところを見る機会はないわ。さあ行きましょう!もう待ちきれないわ、絶対にスリリングよ!」

陳ママは元々見に行きたかったのだが、体面を保つため気持ちを抑えていた。しかしオニール氏にこう誘われると、思わず足が彼について二階へと向かった。二人は忍び足で階段を上り、阿宾のゲストルームに近づくと、ドアの両側に身を隠し、中を覗き込んだ。オニールは急いで携帯を取り出し撮影を始めた。彼はこの状況があまりにもスリリングだと感じていた。

一方、陳ママは瞬時に自分の呼吸が乱れ、荒くなっていくのを...