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508話

今夜帰宅すると、彼はわざと疲れた様子を装い、早々と眠りについたふりをした。

秀児の行動は彼の予想通りだった。彼の小さな恋人は結局我慢できず、阿宾の部屋に草を求めに行ったのだ。

最初、オニールは怒りを覚えたが、自分の恋人と彼女の元恋人が本当に行為に及ぶのか見てみたいとも思った。もしかしたら、彼らは単に昔話に花を咲かせるだけかもしれない。

あるいは、もし本当に行為に及んだとして、彼の小さな恋人と彼女の元恋人はどれだけ持つだろうか。阿宾の体つきを見れば、この若者の体力はかなりのものだろう。自分の恋人が阿宾に抱かれると思うと、オニールの胸には少し不快感が広がった。

しかし、自分のような年齢であ...