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412話

「でも言い方は悪くても、言ってることは間違ってない。そういうことだ」

「よし、翠芳姉さん、もう遅いし、そろそろ帰った方がいいよ!」

阿宾は笑いながら言った。

「何を急いでるの?大坤の家の次女のこと、まだ覚えてる?」

翠芳は笑みを浮かべて尋ねた。

「え?秀児のこと?秀児の消息があるのか?」

阿宾は嬉しそうに驚いて聞いた。

「いいえ、ただ聞きたかっただけよ。あなた、秀児とも関係を持ったの?」

翠芳は好奇心に駆られて尋ねた。

「もちろんないよ!秀児とは一緒に育ったから、仲は良かったけど、ずっと妹のように思ってただけさ」

「嘘つき、お前みたいな糞ったれが何を言っても信じられるか。娟子のことだって姉さん...