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2733話

「兄貴、冗談はよせよ、お前がまだ媛媛姉さんを欲しがるなんてありえないだろ。俺はもう何度も彼女とヤってるんだぜ。嫌にならないのか?」

「何が嫌だって?まあ、バイクを貸したら一年間誰かに乗られて戻ってきたようなもんだろ!それに、俺だって聖人君子じゃない。これまでの年月で、俺が寝た女の数は、彼女が寝た男より間違いなく多いさ。彼女はお前と俺以外の男はいない、そこは確かだ。彼女の性格を知っている。あんなプライドの高い女が、簡単に他の男に目をつけるわけがない」

「じゃあ、本当に言ってるのか?」

阿宾は真剣に尋ねた。

「ああ、間違いない。お前に嘘をつく理由なんてないだろ。お前と媛媛はもう子供までいるん...