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2674話

モリアがアビンを抱きながら尋ねた。

アビンは微笑み、彼女を一突きすると、モリアは「んっ」と声を漏らした。本当に気持ちよくて、その声を出さなければアビンの頑張りに申し訳ない気がした。

「モリア夫人、あなたたち夫婦のことに私が口を挟むべきではありませんが、ただ一つ言えるのは、私とあなたが一緒にいることをカルロス様はご存知です。それに、彼はあなたを私に託したんです。いつか彼に何かあった時、あなたのことを心配して、私なら信頼できると思ったのでしょう。私に面倒を見てほしいと。私は彼にはっきり言いましたよ。私には他に欠点はないが、女好きだと。もしあなたの奥さんが美人なら、私に任せない方がいい。いつか我慢...