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2672話

「え?でも彼女ただのメイドよ、あなた彼女も欲しいの?」

明らかに、モリアの心の中では、メイドを見下していた。彼女はフィリアの下半身がアビンという高貴な英雄の一物に相応しくないと思っていたからこそ、そのような質問が出たのだ。

「君のためを思ってだよ。彼女も一緒に抱いておけば、余計なことを口外しなくなる。カルロスの友人に抱かれたって外で言いふらされたら困るだろ?これからどうするつもりだい?」

アビンは意地悪く笑いながら言った。

アビンのこの説明で、モリアはようやく理解した。彼女は慌てて頷きながら言った。「フィリア、あなたも入りたいなら入ってきなさい!」

本来なら階下へ逃げようとしていたフィリ...