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261話

「宝贝、アタシ、アビン兄さんに寝取られそうになったよ。彼、完全にアンタだと思ってたの。いきなり抱きしめてきて茂みに引っ張っていったの。茂みに着いたら、何も言わずにアタシの口を塞いで、激しくキスしてきて、下まで触ってきたのよ。それから自分でズボンを脱いでアタシを犯そうとして…マジで怖かった!おかしいと思ったのは、彼がずっと『ベイビー』って呼んでたの。『会いたかった』って。彼、今までアタシをそんな風に呼んだことなかったから、絶対に間違えてアタシをアンタだと思ってるって分かったの」

安雨が言った。

安晴はそれを聞いて、顔を真っ赤にして急いで妹の口を手で塞いだ。「もう言わないで!誰かに聞かれたら姉...