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2521話

「軍隊の上官たちに戦う意志がないのであれば、この戦争は戦えないでしょう。だからいっそのこと、相手の要求を受け入れて、面子を保つために政府は他の面で交渉すればいいのではないでしょうか」

女性が言った。

「他の面?どんな面だい?ねえ、言ってごらん。今の話を聞いて、君は非常に見識のある娘だと分かったよ。カルロスの目に狂いはなかったな。ちょっと手を止めて、この問題についてじっくり話そうか。

本来なら、こういった国家の重大事は君と議論するべきではないんだが、君は賢い娘だ。私の個人顧問を務める資格があるよ」

「本当ですか?閣下、光栄です。私はただ、まず、この問題をこのまま膠着させるべきではなく、必ず解...