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2517話

「ちっ!ちくしょう!ドアも閉めないなんて、これは俺にとってラッキーじゃないか?」女性がドアが閉まっていないことに気づき、焦っているカルロス大統領にドアを閉めるよう合図したのだ。カルロスは両手を広げ、艶めかしく笑った。「ベイビー、君が気づいてくれてよかったよ。もし悪意のある奴らが俺がここにいるのを見つけたら、大問題になるところだった」

「閣下、だからこそ十分注意しなければなりませんわ!幸い今は真夜中ですから、外には普通誰もいないでしょう。先に上がりましょうか?部屋に行きましょう、ここはまだ安全とは言えません。すべては閣下を第一に考えて。敵対者に尾行されていないか、用心しなければ」

アビンはド...