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2512話

アービンはよく考えてみれば悪くない案だと思った。もしマラ市に長く滞在することになれば、そばに女性がいないのは辛いだろう。ちょうど今、シンプソン夫人と親密な関係になっている時に、彼女が一緒にいてくれれば、アービンは幸せだし、安心感もある。

しかし、アキノは同意するだろうか?彼女は彼の九ママであり、アキノ家の女性だ。今、彼女を危険な場所へ連れていくとなれば、彼は絶対に反対するだろう。だが、彼の反対に意味はあるのか?もちろんない。アービンがどうしたいかが全てで、アキノは同意するしかないのだ。

そう考えると、アービンは笑みを浮かべた。

「決まりだ。俺は同意した。さあ、一緒に行こう!洗って出発しよ...