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2496話

「ハハハ……男ならば誰もが他人の妻を抱きたいと思うものだ。これは当然のことだし、まさにそういう理由からこそ、君のこの会員制倶楽部が存在する価値があるのだ。アキノ市長、普段はどのようにこの倶楽部を宣伝しているのかね?断る者はいるのかい?」

ジオド将軍は好奇心をもって尋ねた。

「もちろんいませんよ。断るのは女だけです。男が断るなんてことがありますか?あり得ない話です。断るとしたら、その男がベッドでの腕前に自信がないからでしょうね。自分の女が他の男に抱かれるのに、自分には複数の女を抱く能力がないと恐れているのかもしれません。でもそれもありそうにない。だって男というのは誰でも他人の女に興味を持つもの...