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2454話

彼女は義理の息子アキノが自分を寝たがっていることを知っていた。ただ彼には行動に移す勇気がなかっただけだ。アキノと顔を合わせるたび、彼の欲望に満ちた眼差しから強い欲求を感じ取り、いつか行動に出る可能性も感じていた。

もちろん、長年未亡人として過ごしてきた若い女性として、彼女自身も強い生理的欲求を抱えていた。ただ、自分から行動を起こすことはできず、キリスト教への信仰に心を向けることで装っていた。信仰によって生理的欲求をいくらか和らげることはできても、根本的な解決にはならなかった。

さっき熟睡していたとき、実は春めいた夢を見ていたのだ。アビンが彼女を抱く前から、彼女の体はすでに準備ができていた。...