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2399話

黄翔が言った。

「わかったよ!翔、じゃあ明日は早めに帰ってきてくれる?カンティはホントに女になりたいの」

カンティが言った。

阿宾は上階でふたりの会話をはっきりと聞き取っていた。彼は本当に目を見開いた。この混血の美女カンティがまだ処女だとは思いもしなかった。しかも黄翔には破れない処女だというのだ。くそっ!こんな良い話なら阿宾に手伝わせてくれよ。どんな処女だって貫いてやるぜ!阿宾は階上で聞けば聞くほど興奮していった。

もちろん、最も興奮したのは、黄翔がここで夜を過ごさないということだ。なるほど、彼が毎日職場の寮に住み、個人的な生活が規則正しいという印象を与え、外で遊び歩いた形跡がないのは、領事館...