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2360話

「これからは同じ戦場で戦う仲間だ。怒らないでくれ、落ち込まないでくれ。君の尽力には必ず報いるから」

厚かましいアビンが報いると言うのを聞いて、ホフマンは振り返り訝しげに尋ねた。「どんな報いだ?」

「焦らなくていい。必ず報いるさ。しかも君は絶対に喜ぶし、気に入るはずだ。ただ、一つ条件を飲んでもらわないとな。この報酬は世の男たちが皆好むものだからね。色好みの爺さんである君も例外じゃないだろう」アビンは意地悪く笑いながら言った。

アビンがあんなにずる賢く笑い、男なら誰でも好むものだと言うのを聞いて、ホフマンはさらに興味を抱き、不思議そうに尋ねた。「アビン、一体どんな報酬なんだ?先に言ってみろ。...