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2316話

「ジオド将軍はアルテのやつがこんな提案をしてくるとは思わなかった。本来ならアビンを自分の部隊に同行させるつもりだったのに!そうすれば一緒に帰宅できて、アビンがいれば男としての楽しみも満喫できるというのに。」

アビンは意地悪く笑いながら言った。「問題ないですよ。ただし条件があります。大佐義兄さんが受け入れられるかどうか分かりませんが?無理なら結構です。その場合は自由行動のままで、会う時間を約束しておけば、アビンはその時に自ら姿を現しますから」

彼の立場からすれば、ジオド将軍の家に戻りたいと思うのは当然だった。それは実質的に自分の家も同然なのだから。

「ほう?どんな条件だ?私にできることなら...