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2312話

「なんでそんなことが?将軍閣下、どうしてそのように理解されるのですか?私もアビンさんとは今会ったばかりで、彼が我々上層部と話したいと言うので、ここでは閣下が最高位で、我々の最高司令官ですから、閣下にご相談するのが最適だと思ったんです。そうですよね、アンさん?」

アルートはアビンに笑いかけた。

「その通りです、少将義兄。大げさに驚かないでください。先ほどアルート大佐と話しましたが、私は決してあなた方政府軍に敵対するつもりも、あなた方の政府に反対するつもりもありません。ただ早くここを離れて自分の祖国に帰りたいだけです。しかし、あなた方の政府はあまりにも過激で、私が外国人であることを無視して、私を...