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231話

阿宾はもう我慢できなかった。二歩後ろに下がると、さっと身を躍らせて中庭に飛び込み、数歩で家の入り口まで駆け上がった。ドアを蹴り開け、兄嫁の部屋の前まで駆け込むと、ドアを何度か押したが開かない。中からも鍵がかけられていることを悟った。

思い切り足を上げてドアの閂を蹴り折ると、目に飛び込んできた光景に怒りが沸騰した。ろくでなしの安徳財が兄嫁の秀蓮をベッドに押し倒していた。安徳財はベッドの脇に立ち、ズボンは膝まで下ろして尻をさらけ出し、秀蓮はベッドにうつ伏せになり、スカートはめくり上げられ、雪のように白い二本の脚が露わになっていた。肌は雪のごとく、極めて官能的だった。

「安徳財、このクソ野郎!俺...