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2295話

二人はほとんど同時に頷くと、洞窟の入口へ走り、木の枝や葉を集めて入口を隠した。

彼女たちが洞内に戻ると、アルニがまだ絶頂の余韻に浸っている様子を羨ましげに眺めた。その逞しい英雄が血の混じった秘所を力強く往復していた。

そのとき、アルニの甘い喘ぎ声でアルヤは目を覚ました。美しい瞳を開けると、洞内の光は先ほどより暗くなっていたが、それでも妹のアルニがアビンの激しい攻めを受けている姿と、その傍らに立つ二人の姿がはっきりと見えた。

よく見れば、それは彼女たちの衛生班の仲間だった。状況が全く理解できず、慌てて尋ねる。

「ジェニー、どうしてここに?」

「アルヤ、やっと目が覚めたのね。あなたたち姉妹、...