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2279話

「安心してくれ、もし本当に戦場で出会うことになったら、私は決して殺戮に走らない。追い払ったり、捕虜にしたりすることを主として、できるだけ人を殺さないようにする」

アビンは急いで自分の立場を表明した。

「いや、いや、アビン。戦場には生死しかなく、感情など入る余地はない。そんな心構えでは、すでに負けているも同然だ。勝ち目など全くない。だから私が望むのは、君とその部隊がどちらかを選ぶことだ。完全に武装解除して降伏し、無実の命が無駄に失われるのを防ぐか。あるいは、君が言ったように、我々軍を痛めつけ、交渉を促す。軍が適切な指揮官を派遣できなくなるほど打ちのめし、山に入って君たちと決戦する意欲を失わせる...