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2272話

「今すぐ武器を置いて軍に降伏すれば、減刑の可能性もある。

アビン、私は軍で長年勤めてきた。死刑さえ免れれば、何とかする手立てはある」

「兄貴、それは無理だ。俺がこうして武器を置いて降伏するなんて、俺が同意しないのはもちろん、俺の仲間たちも絶対に認めない。全く実現性がない。こうしよう、上官に聞いてみてくれ。どういう条件なら俺の死罪を免除して、フィリピンから出られるか。もし兄貴の言うやり方しかないなら、俺はお前らの政府と最後まで徹底的にやり合うしかない」

ジオド将軍はアビンの意図がだんだん理解できた。自分自身を振り返っても、アビンのやっていることは理解できる。彼は頷いた。「わかった。すぐに上官...