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2185話

「うむ!犯人は必ず森に入ったはずだ。我々は基地から包囲してきたんだから、奴が基地に戻るわけがない。戻れば必ず我々とぶつかる。だから森の中に逃げるしかなかったんだ。阿宾兄貴、すぐに人を連れて追いかけます。兄貴は首領の後始末をしてください!地の底まで掘り返してでも、犯人を捕まえてみせますよ」

木彪は怒りに震える声で言った。

「木彪、その必要はない。李健を連れて戻ってくれ。だが、口外するな。特に彼の母親と阿琳には知らせるな。すべては私が犯人を捕らえてからだ」

そう言いながら、阿宾は立ち上がり、森の方向へ歩き出した。

「阿宾兄貴、一緒に行きましょう。人が多い方が力になります」

木彪は自ら志願した。...