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2157話

アビンは美伊の体内に最後の数粒の種を注ぎ終えると、全身がすっきりと爽快感に包まれた。あまりにも気持ちよくて、横では既にノイが眠りについていた。

美伊はしばらく震えたあと、アビンの下で力なく横たわり、まぶたさえ開けられなかった。彼女はあまりにも疲れ果て、体内の水分までアビンに搾り取られてしまったようだった。

「美伊姉さん、スーシーノの元に戻らないの?そういえば、姉さんに用事があるって言ってなかった?もう寝ちゃったけど」

アビンは笑いながら言った。

その言葉に美伊はハッとして目が覚め、急いで美しい瞳を開いた。

「ノイお姉ちゃん、起きて!大事なことを伝えなきゃ。スーシーノがリー・ジェンを殺そう...