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2052話

アリンが去ると、モナはわざわざ見送りに出た。実は彼女が遠ざかるのを確認してから戻ってくると、ビンは狂ったように彼女を地面に押し倒し、その目は炎のように欲望に燃えていた。

「モナ姉さん、このままじゃ俺、狂っちゃう!」

今回、二人は激しく交わり、天地がひっくり返るほどの情事を繰り広げた。ビンは思う存分モナを攻め立て、彼女は目を白黒させ、気を失いそうになるほど満足していた。

しかも、今度は二人の情熱を邪魔する者は誰もいなかった。

一回戦が終わると、二人の腹はぐうぐうと鳴り始めた。もう一度すれば一時間以上かかるだろうし、アバネフやノイたちに疑われるのも心配で、急いで身支度を整えて立ち上がった。...