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1996話

二人が離れた後、急いで身なりを整えたが、この時サニーは困った顔をした。ここには生理用品など一切なく、アビンの放った弾丸はどれも相当な量だったのだ。彼女が立ち上がると、その種がどんどんと流れ出てきて、止めることもできず、べたべたして非常に不快だった。

仕方なくテントから水筒を取り出して下を洗い流そうとしたが、一度洗ったところで、外から急ぎ足の音が聞こえてきた。

アビンは外に飛び出し、一跳びで木に登ると、一団の部隊がこちらへ急いで向かってくるのを確認した。

「サニー、急いで!アバネフの部隊が来たぞ。俺たちの打ち合わせ通りにやろう」

アビンはテントに戻って言った。

サニーはうなずき、急いで服...