おもてなしの裏メニュー

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1932話

イワンカは熱烈に応え、二人の情熱は瞬く間に爆発した。やがてアビンはイワンカの衣服を一枚残らず脱がせ、彼女の肌を傷つけないよう、狼の皮を乾草の上に敷いた。そして自らも束縛を解き、彼女の温かく香る体に覆いかぶさり、再び熱い口づけを交わした。

狂おしいほどの口づけの後、二人は夢中で一つになった。アビンは興奮のあまり彼女の両脚を抱え上げ、必死で攻め立てた。

数十回も動かないうちに、イワンカは抑えきれず放埓な歓喜の声を上げ始めた。まさに遠慮のかけらもない声だったが、この荒野の森の中では誰にも聞こえるはずもなく、ただ森の虫の音だけが彼女の歓喜に寄り添い、まるで励ましているかのよう、伴奏のようだった。

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