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1863話

「アービン兄さん、お姉ちゃんと付き合ってて、お姉ちゃんの子どもがあなたの子だって知ってるからこそ、あなたと一緒にいたいの」

「どうして?」

アービンは好奇心に駆られて笑いながら尋ねた。

「だってね、お姉ちゃんがアービン兄さんのこと、特別な男だって言ってたの。姉の旦那なんて百人集まってもアービン兄さんには敵わないって。私も将来はアービン兄さんみたいな人と結婚できたら一生幸せだろうなって。だから私、あなたを選ぶって言ったの。お姉ちゃんの反応、知りたい?」

「姉さんがなんて言うか?きっと俺をベッドに誘うよう促したんだろ?」

アービンは意地悪く笑った。

「ふふ、違うよ!お姉ちゃんは、アービ...