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1766話

「この代の皇帝が生きている以上、次の世代は太子と呼ぶしかない、おそらくそういう理屈なんだろう」

阿吉が去った後、阿宾と蒋英は顔を見合わせた。阿宾の顔には下品な笑みが浮かび、一方の蒋英はため息ばかりついていた。彼女は自分がこの洞窟の中の洞窟から出られないこと、そして本当に一糸まとわぬ姿になってしまったことに頭を抱えていた。どうやって外に出ればいいのだろう？阿宾はどうでもよかった。くそ、見たい奴には見せてやればいい！最悪、一発ぶっ放して奴らを吹き飛ばせばいい、誰が恐れることがあるものか？

「あなた、もし私たちがここを出るとしても、あなたが私を抱っこするか、おんぶするかしてくれないと。私は自分の...