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1507話

「ロバの糞玉め、お前が凄いのは知っている、だが俺を殺すことはできない、お前に俺を殺す権利はないんだ!」

安顔は恐怖に震えて言った。

「そうか?お前はアービンが何者か知らないのか?アービンがお前を殺せば、警察にも解明できないぞ。試してみるか?」

「アービン、落ち着いて、バカなことをするな。こいつはお前が手を下す価値もない」

香草はアービンを制して言った。

「香草、邪魔するな。このクソ野郎が何者だと思ってる?毒蛇に噛まれる前からロクな人間じゃなかった。DV男だけじゃなく、女好きでもあるんだ。俺と変わらん...いや、違う。俺の女好きは表立ったものだが、こいつは陰でコソコソやる。お前の知らないところで...