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140話

安晴は恥ずかしそうに阿宾の頭を指さして笑った。

阿宾は安晴にちゅっと一口キスをすると、彼女を抱き寄せながらにやりと笑った。

「ちょっと思い出してみるな!確か俺はその頃七、八歳だったはずだ。婆ちゃんが俺に字を教え始めたのを覚えてる。学校に行かなくても、勉強してる子たちより字を知らないなんてことがあってはならないって言われてな」

「お前は俺より三、四歳年下だから、その時はまだ三、四歳くらいだったんだろう。それにな、お前のおしっこする所にほくろがあったのを覚えてるぞ、違うか?」

「ちょっと見てみようか、まだあるかどうか?さっきは興奮しすぎて、俺の可愛い女の子をじっくり観察するの忘れてたからな」

そ...