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1316話

阿宾が楊夢玲にある種の草について話すと、彼女はどこに行けば多く採れるかを教えてくれた。彼女という案内人がいると、確かに便利だった。楊夢玲はこの辺りによく来ていて、近くのお寺の住職や尼僧院の住職とも親しいのだという。前回も阿宾に話していたことだった。

二人は山の中腹に車を停め、山の東側へと向かった。楊夢玲は阿宾と一緒にいるのが好きだと言い、特に彼と外出して自然に触れ合うのが楽しいと語った。まるで青春時代に戻ったようで特別に嬉しいのだと。

阿宾は彼女と愛を語り合いながら、薬草を採取していった。山中はどこもかしこも宝の山で、薬草が豊富だった。楊夢玲が有毒だと思っていた草も、阿宾はすべて採取し、蛇...