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1075話

「だから、柳強が間に入ってるのは、確かに障害で、みんなが居心地悪くなるんだ」

彼は柳強を見るたびに心が落ち着かなくなる。柳強のモノが安晴の体に入ることを想像すると、胸が痛んだ。

これは娜娜や秀児たちとは全く違う感覚だった。安魁が娜娜や阿賓と関係を持っても何とも思わないが、柳強が安晴と関係を持つとなると、心が痛み、嫉妬し、憎しみさえ感じる。それほど安晴は彼の心の中で重要な存在だったからだ。

同様に、安晴も柳強に触れられることに違和感を覚え、心地悪く感じていた。彼女の心の中に柳強の居場所はもうなかったからだ。

「柳強、もう言わないで。決めたわ。これはもう終わりにするしかない。もしあなたが前...