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889話

そう言うと、彼女も洗面所へと向かい、立ち上がるとその火照った豊満な尻を揺らしながら歩いていった。

義母が洗面所で物音を立てている間、リビングには私と妻の蒋月、それに馬婷の三人だけが残された。

これで私たち三人は気兼ねなく話せるようになった。

「今日は大奥さんと小奥さんが同じ部屋で過ごすってことは、怪我人の俺を二人で思いっきり可愛がってくれるつもりか?」と冗談めかして尋ねてみた。

妻はふんと口をとがらせた。さっき母親に口でしてあげているところを見られたことを思い出して、まだ気まずがっているようだ。

一方、馬婷はくすくすと笑い、その艶かしい仕草で体を揺らす様子に、すでに収まる気配のなかっ...