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832話

「立ち位置を変えてみれば、もし小敏が他の男と関係を持ったら、俺は気が狂って人を殺してしまうかもしれない。そんなことを少し考えただけで耐えられない、胸が引き裂かれるような苦しさだ。

とにかく、李兄の心理がどうしても理解できないんだ」

「それは構わないよ。むしろ今の状況は君にとって悪くないだろう?君と月姉さんの関係について、私は一度も反対したことはない。月姉さんが望むなら、二人が陰で関係を続けることさえ反対しないつもりだ。

それに、私は月姉さんの夫として、彼女が他の男に弄ばれているとき、実は君と同じような気持ちになる。だがそれ以外に、心の中には歪んだ興奮も湧いてくるんだ。

君が彼女の邱敏が他の男...