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81話

体まで可愛らしく、そして弱みに付け込みやすいピンク色に変わっていた。

「見ろよ!まさに俺が言った通りだろ?お前を騙したりなんかしてないぜ。俺の女房のことは、やっぱり俺が一番分かってるんだ。彼女を手玉に取るなら、耳元で息を吹きかけるだけで十分なんだよ」

彼は私の前に顔を寄せてきた。

「この技は今まで誰にも教えたことがないんだぜ。喧嘩の時だけじゃなく、お前らがアレする時にも使える奥の手だ。保証するよ、お前は夢中になって抜け出せなくなるぞ、親友!」

彼はゲラゲラ笑いながら私の肩を叩いた。

私の目は張潔に向けられていた。彼女の体が元のピンク色からさらに濃い赤色へと変わっていくのを見つめていた。

もし料...