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791話

この光景を見て、複雑な気持ちになる。嫉妬さえ覚えるほどだ。

だが理性的に考えれば、馬婷が彼女を好きになってくれる男性を見つけることは、彼女にとって最良の行き先だろう。

そう思い直すと、急に気分が良くなった。

なぜなら袁大柱はきっと知らないだろう。自分の婚約者の丸みを帯びたお尻に手を当てているが、実はその中身は何も身につけていない真空状態で、下着はすでに俺のポケットの中にあることを。

あの時、馬婷が顔を赤らめながら目の前の火鍋を見つめ、テーブルの下でこっそり脱いだばかりの下着を俺に手渡してきた様子を思い出すと、どうしても興奮を抑えられない。

両手をポケットに入れたまま、片方の手でその生々しい下着...