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790話

ストッキングをまとった脚が少し上にずり上がって、ほとんど私の太ももに触れそうなほどになっていた。

私は食べ切れないふりをして椅子に寄りかかり、袁大柱と話しながら、さりげなく腕を外側に動かした。気づかれないように、私の手のひらはすでに馬婷のストッキングに包まれた美しい太ももに這い上がっていた。

馬婷は上品に座る姿勢を崩さず、さらには愛らしく控えめに彼氏と笑顔で会話を続けていた。まるで私が彼女の太ももを撫でたり揉んだりしていることなど存在しないかのように。

彼女の演技の見事さに感心せざるを得なかった。

「もう少し軽いものを頼もうかな。スープでも飲まないと胃がもたないよ」袁大柱はそう言って、...