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754話

「じゃあ、そういうことなら、そちらの都合が良くなったら必ず連絡してね。今日はもう邪魔しないから、本当のところを言うと、突然思いついたアイデアだったし、たまたま家で時間があったんだ。

次回は必ず事前に連絡するから、今日のことは気にしないで。でも、その時は必ず連絡してくれよ」

メッセージを送ると、小孫はしきりに「絶対に連絡します」と約束してくれた。私はがっかりした気持ちで小孫とのチャットを終えた。

妻の表情は安堵とも失望とも言えないものだった。ただ長く息を吐いてから、私に言った。「変態な旦那!

もう、相手が都合悪いんだから、家に帰れるでしょ?今日はそれだけが目的だったの?」

私は妻に頷きながら...