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730話

「今頃はまだ片付けていないだろうな」そう思いながら。

ベッドに近づき、寝具をかき分け始めると、案の定、目の前に小さな紫色の布切れが見つかった。

手に取ったそれは、薄くて細い布地のレースの腰の低いTバック。とてもセクシーなものだ。

上に残る痕跡を見つめる。かすかに乾いた水染みがあり、その上にはさらに明らかな薄い白い跡が残っている。

息が荒くなる。この痕跡は絶対に妻のものではない。

歪んだ興奮を感じながらそのセクシーなパンティーを見ていると、妻がちょうど風呂から上がり、ドアを開けて入ってきた。

「きゃっ!あなた変態!」妻は小さな声で叫び、慌ててパンティーを奪おうと手を伸ばしてきた。

妻のこの慌てぶ...