兄弟の妻

684話

体が一寸一寸と、その締め付ける湿った悦びの場所に押し込まれていくのを感じながら、私と妻は同時に満足げな吐息を漏らした。

隣の寝室には老馬がいるため、妻は今、声が聞こえるのを恐れ、必死に声を抑えている。

妻の熱さを感じながら、私の耳元では小さな吐息が歌うように響き、寝室全体の温度も幾分か上がったように思えた。どれくらい経っただろうか、全身が緊張し、雲の上に昇るような素晴らしさを味わおうとしていた時。

頭の中では老馬と妻の姿が次第にはっきりと浮かび、融合し、最終的には決して現実にはあり得ない光景へと変わっていった。

この妄想に、もはや我慢できなくなった。頭皮が爆発しそうになり、強烈な感覚に...