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655話

「その夜、李強の舌に絶頂させられた後、私は全身の力が抜けてなお空虚を感じ、恥ずかしいことに自ら李強に早く中に入れてほしいとねだってしまった。

李強は私の足の間から顔を上げ、私の前に跪いた。彼は自分のものを私の入り口の周りでくるくると撫で回し、挑発し、押し当てるだけで、中には入れようとしなかった。

いつもこうやって私を焦らし、欲求不満にさせるのだ。私は上体を起こし、手を伸ばして彼のものを握り、空っぽになった自分の中に入れようとした。

付き合って一年以上、彼は私の身体の反応を手に取るように知り尽くしていた。

李強はまた意地悪を始め、わざと彼の熱いものを握る私の手をほどき、そして私の上に覆いかぶさっ...