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507話

私は妻の表情が複雑に変わるのを見ていたが、結局彼女は数秒間躊躇した後、勇気を振り絞ってバスルームを出て行った。

両手が震えながら、急いで画面を切り替え、妻の姿を追跡しようとした。

画面を切り替えると、再び妻の姿が映し出された。

胸に巻いたバスタオルを恥ずかしそうに引っ張りながら、妻は小人に向かって震える声で言った。「お風呂、終わったわ。あなたも入ってきたら?」

小人が急いで風呂に向かうと思ったが、予想に反して彼は首を振って断った。「男の匂いを身に纏ったままの方が、もっと刺激的じゃないか?俺の匂いを洗い流すなんて、もったいない」

その言葉に、妻も驚いた表情を見せた。続けて小人は言った。「...