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48話

張潔は慌てて首を横に振ると、頬を私の首筋に寄せた。

「好きよ!あまりにも好きすぎて、今、胸がドキドキしちゃってるの。信じられないなら、ほら、手をここに置いて、私の心臓がどれだけ速く鼓動してるか感じてみて!」

彼女は私の手を取って抵抗させないまま、そのまま自分の胸元に押し当てた。

手の下から伝わってくる温かい心臓の鼓動、ドクンドクンという音。

確かに彼女の言う通り、まるで雷が鳴っているかのように激しく脈打っていた。

私は笑いながら彼女の頬にキスをした。

「二号さん、まさかこんなに恥ずかしがり屋だったなんて」

このままじゃトイレに一晩中いることになりそうだ。

急いで彼女にうがいをさ...