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44話

張潔は私がなかなか落ち着けない様子を見て、私の手を引っ張り、そのままトイレへと連れて行った。

「このままじゃ、しばらく眠れそうにないわね。だったら私についてきて、あなたの問題をちゃんと解決してあげるわ」

私は張潔に手を引かれるまま、抵抗せずにトイレへと向かった。

張潔はトイレのドアを閉めると、中の電気はつけなかった。

月明かりを通して、彼女の少し興奮した顔だけが見えた。

張潔は私をトイレの便座に座らせると、私を包んでいた上着をいきなり脱がせて、脇に投げ捨てた。

一瞬で、女性の美しい体のラインが目の前に現れた。

彼女は静かに私の右手を握った。

「ほら、私のことをもっと知って」

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