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357話

私は小鹏と一緒に栄養剤入りの酒を飲み干し、妻にもう一杯注ぐよう頼んだ。

妻は驚いて目を見開いた。その美しい顔に浮かぶ驚きの表情が、たまらなく魅力的だった。

「もう飲ませちゃダメよ。この前、王建くんとこれだけ飲んだでしょ。これ以上飲んだら、小鹏くんが倒れちゃうわ」妻は少し緊張した様子で私に言った。

小鹏は首を振り、相変わらず実直な口調で答えた。「大丈夫ですよ、月姉さん。実は私、普段からお酒は飲めるんです。二杯飲んだくらいでダメになるほど弱くありませんよ。このグラス、実際小さいですし、そんなに量はないですから」

私は意味ありげな笑みを浮かべながら妻を見つめ続けた。「小鹏はお前が言うほど弱く...