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306話

トイレに入った後、王超は妻の耳元で悪戯っぽい笑みを浮かべながら何かを囁いた。すると妻はすぐに緊張した様子で私をそこに居させようとしなくなった。

妻はもうだいぶ落ち着いていて、私が目の前にいてもいなくても同じような態度だと思っていたのだが、やはり王超の言葉の殺傷力は計り知れないものだった。

「王超、お前、俺の嫁に何て言ったんだよ?入れてくれないじゃないか」その時、私は王超に尋ねた。

王超は肩をすくめ、困ったような笑みを浮かべた。「浣腸の手順と、排泄する段階があることを少し説明しただけですよ」

結局、私は追い出されてしまい、妻はトイレのドアに鍵をかけた。気分が悪くなったら即座に中止するとい...