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263話

私はただそこに立ち尽くし、床に跪いている女を見つめていた。

顔がはっきりと見えない女性だった。マスクのようなものを付けていたからだ。よく見てみるとそれはボールギャグで、女は話すことができず、透き通った唾液がギャグの穴から溢れ出ていた。ギャグのせいで口は大きく開かれたままだ。

唇の端や顎は唾液でびっしょりと濡れていた。彼女は露出度の高いランジェリーとストッキングを身に纏っていたが、それはクロッチレスやニップルが露出するタイプで、官能さを増すだけで何も隠していなかった。

女は床に跪き、横向きに私に体を向けていた。丸みを帯びた尻、セクシーな背中と肩、そして張りのある胸は、跪いているせいでより一...